第6回 日本骨免疫学会 終了報告

第6回日本骨免疫学会会長 石井 優
大阪大学大学院医学系研究科免疫細胞生物学 教授

謹啓 盛夏の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

2021年6月30日〜7月2日に「真の学際融合による骨免疫学のさらなる進化」をテーマとして、第6回日本骨免疫学会を開催いたしました。本会は2020年6月に予定されていたものが、新型コロナウィルス感染症のパンデミックに伴い1年延期して、現地での開催を予定しておりました。感染収束が見通せない中で、ギリギリまで現地とオンラインのハイブリッドでの開催を計画しておりましたが、開催日には沖縄県でのみ緊急事態宣言が発令される状況となり、残念ながら一部登壇者のみご来場頂き、完全オンライン配信による開催となってしまいました。

ただ、このような状況にも関わらず、皆様のお力添えのもと、お陰様でオンラインを含め合計118名の多くの臨床家や研究者の方々にご参加を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。本会では特に骨免疫学のレゾンデートルである異分野融合をテーマとして、多くの異分野の研究者をシンポジストとしてお招きしました。また素晴らしい教育講演の数々や、43題の最先端研究ポスター発表、うち最優秀演題賞が10名による口演など、刺激的な研究成果が多く発表されました。制限のある中での開催ではありましたが、無事全日程を終了することが出来ましたのも、ひとえに皆様方のご支援の賜物と感謝致しております。

企業とアカデミア、基礎と臨床など、様々なボーダーを越え、自由な発想に基づく優れた独創的・先駆的な研究により、今後益々大きな発展が期待できる骨免疫学が次の段階に向けて大きく躍進を遂げられるよう、今後も変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。本来ならば、拝眉の上、御礼を申し上げるべきところでございますが、略儀ながら書面を持ちまして御礼のご挨拶とさせて頂きます。末筆ではございますが、皆様の益々のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。

謹白

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Opening Ceremony
会長挨拶

第6回日本骨免疫学会会長
石井優先生
骨免疫学「21」周年
特別公演

日本骨免疫学会理事長
高柳広先生
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会場の様子
今大会は登壇者限定での現地運営となりました。
次回大会こそはみなさまと活発な交流ができるように期待しておリます。
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第7回日本骨免疫学会会長 藤尾圭志先生
左 本大会ではモーニングセミナー①座長を努めていただきました。
  司会の當銘直美さんとの一枚。
右 閉会式でのごあいさつ。