第5回 日本骨免疫学会 終了報告

第5回日本骨免疫学会会長 竹内 勤
慶応義塾大学医学部リウマチ内科 教授

謹啓 晩夏の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

2019年6月25日〜27日、ANAインターコンチネンタル石垣にて、「骨と免疫:融合の新潮流を探る」をテーマとして掲げました第5回日本骨免疫学会開催にあたりましては、格別のご高配を賜り、誠に有難う御座いました。

皆様のお力添えのもと、お陰様で190名を超える多くの臨床家や研究者の方々にご参加を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。会期中は、海外からGeorg Schett先生の特別講演をはじめ、最先端研究のご講演やポスター発表など、106演題もの素晴らしい研究成果が発表されました。また、最優秀演題賞が10名の次世代研究者や臨床家へ授与されました。様々な境界を越えた交流を達成し、盛会のうちに全日程を終了することが出来ましたのも、ひとえに皆様方のご支援の賜物と感謝致しております。

基礎・臨床・企業の境界を越え、自由な発想に基づく優れた独創的・先駆的な研究により、今後益々大きな発展が期待できる骨免疫学が次の段階に向けて大きく躍進を遂げられるよう、今後も変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。本来ならば、拝眉の上、御礼を申し上げるべきところでございますが、略儀ながら書面を持ちまして御礼のご挨拶とさせて頂きます。末筆ではございますが、皆様の益々のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。

謹白

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Georg Schett先生の特別講演(イブニングセミナー)では、炎症に伴う骨破壊の最先端研究が紹介され、最新情報に会場での議論が深まった。
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竹内勤先生の会長講演では、生物製剤の臨床・基礎研究の最前線が紹介され、臨床と基礎を繋ぐ議論へと発展した。
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連日、学会会場では、様々な境界を越えた議論・交流が行われた。