第6回日本骨免疫学会

2021年6月30日(水)~7月2日(金)

会場:ホテルシギラミラージュ

会長:石井 優(大阪大学大学院医学系研究科 免疫細胞生物学 教授)

会長挨拶

石井優
第6回日本骨免疫学会学術集会
会長 石井 優
大阪大学大学院医学系研究科 免疫細胞生物学 教授

「骨」は支持組織であり、代謝組織であり、そして、血液・免疫系細胞が生まれ、分化し、またそこで機能を発揮する「免疫」組織であります。この「骨」と「免疫」という二つのキーワードに関わる様々な分野の研究者が、基礎から臨床まで集い、最新の研究成果を発表・議論し、相互に交流することで未来の医療・医学を切り拓くためのハブとして、平成26(2014)年10月に日本骨免疫学会は発足しました。今回で学術集会は6回目の開催となりますが、免疫学、骨代謝学はもとより、分子・細胞生物学、再生・発生学、血液学、整形外科学、外科学、耳鼻科学、リウマチ・膠原病内科学、呼吸器内科学、腫瘍学、内分泌・代謝内科学、腎臓内科学、消化器内科学、歯学、薬学など、基礎から臨床までの幅広い領域の医師・研究者が一堂に会し、学際的交流を深める貴重な機会となっております。

免疫学はライフサイエンスの中で、ここ1世紀の間に最も進んだ分野の1つであります。その中で、免疫とは切っても切れない骨の研究に関しても、マクロファ-ジを破骨細胞へと分化するサイトカインRANKLの発見に始まり、その転写制御機構や免疫細胞との直接・間接的相互作用による制御機構など目覚ましい進歩を遂げており、従来の骨代謝研究・免疫学研究を基盤とした学際的融合基盤「骨免疫学Osteoimmunology」の新しい学問分野が確立されてきました。また本学問分野は基礎研究の顕著な発展のみならず、抗RANKL抗体の骨疾患治療への有用性が検証され、抗TNF-α抗体、抗IL-6受容体抗体、CTLA-4蛋白質製剤、JAK阻害剤が関節リウマチや乾癬などでの免疫疾患において劇的な治療効果を示すなど、臨床医学においても骨免疫学の進展・発展は今日の医学・医療に大きなインパクトをもたらしています。さらに抗PD-1/PD-L1抗体に代表される癌免疫療法の成功や、最近登場した抗スクレロスチン抗体の今後の展開など、今後も骨免疫学会に関連するテーマは益々の発展が予想されます。

このように今後の発展が大きく期待される本会の特筆すべき特徴は、その「学際性」が挙げられます。様々な研究分野・研究技術が集い、融合することで、新しい学理の形成や画期的な医療の実現へと常に昇華されています。今後も最先端の知見やテクノロジーを取り入れながら、この研究領域を基礎・臨床両面から発展させることが重要と考えます。

さて、昨今のCOVID-19の感染拡大のため、本会の開催は当初予定しておりました2020年6月から、2021年6月30日~7月2日への1年延期させて頂きました。今後のCOVID-19の状況は依然予断を許しませんが、有効なワクチンや治療薬が次々の開発されつつある現状を鑑みますと、先行きに明るい光を感じつつあります。学際的な融合ネットワーキングを主眼とする本会は、感染予防対策を徹底した上で可能な限りオンサイトでの開催を目指しておりますが、状況によりオンラインとのハイブリッド開催も検討しております。生命原理の理解を基礎にヒトの多くの疾患や難病の克服と健康維持に資する学術集会とすべく、鋭意準備を進めておりますので、第6回日本骨免疫学会の目的・趣旨にご賛同いただき、何卒、ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

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